アスベスト調査について

アスベスト調査

アスベストによる健康障害を予防するために、2020年6月に大気汚染防止法、7月に石綿障害予防規則の一部改正が公布されて以降、段階的にアスベスト関連の規制は厳格化されています。
これらの法改正により生じた、代表的な変化には以下のようなものがあります。

事前調査

アスベスト含有の有無を調べる事前調査について

  • 2021年4月より、建築物の解体・改修・リフォームなどを行う際、アスベスト含有の有無を設計図書等の文書と目視で調査し、その調査結果の記録を3年間保存することが義務付けられました。
  • 2023年10月より、建築物の事前調査は、講習を修了した作業員が行うことが義務付けられました。

基準監督署への届出

  • 2021年4月より、吹付石綿やアスベストが含まれる保温材などを除去する際は、14日前までに労働基準監督署に届け出ることが義務付けられました。
  • 2022年4月より、一定規模以上の建築物や特定の工作物の解体・改修工事を行う際は、事前調査の結果などを電子システムで届け出ることが義務付けられました。

吹付石綿・石綿含有保温材等の除去工事

  • 2021年4月より、除去工事の完了後に、資格者がアスベストの取り残しがないことを確認することが義務付けられました。

作業状況の写真管理

  • 2021年4月より、解体・改修工事の作業状況を写真や動画で記録し、3年間保存することが義務付けられました。

上記以外にも、さまざまな点で変更が生じ、アスベスト関連の法律や規制は年々厳しくなっています。

アスベスト調査をしないとどうなる?

アスベスト調査や報告を行わずに建物の解体・改修・リフォームなどを行うと、最大30万円の罰金が科されます。また、アスベスト除去などの措置義務に違反した場合は、3ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科される可能性があります。
久栄は、お客様のご負担をできるだけ減らすためにも、法改正などの諸条件をしっかりと満たした上でアスベスト対策を行う専門業者です。アスベスト調査から、基準監督署への届出、除去・解体工事、写真管理まで一気通貫で対応します。アスベスト対策は信頼と実績の久栄にお任せください!

アスベスト調査

アスベスト調査の流れ

1.書類調査

設計図書等で、石綿(アスベスト)の使用が疑われる箇所を調べていきます。

2.現地調査

現地にて、すべての建材を目視で調査します。

3.1次判定

目視調査結果の判定を行います。判断がつかない建材については試料採取を行い『建材分析』を行うか、『みなし含有』により石綿含有建材として処理をしていきます。

4.建材分析

目視調査では判断がつかない建材の分析調査を行います。

5.報告書作成

すべての建材の石綿含有の有無、またその判断根拠の記載を行います。

久栄には、事前調査を行う専門の資格である【一般建築物石綿含有建材調査者】が在籍。調査・報告・届け出・除去(解体)工事・写真管理まで、しっかりと要件を満たしたアスベスト対策を行っています。安心してお任せください。